ここは「喜び」の場所
お客さんもおばあちゃんも
鍋島家も地域の方も
喜んでくれていて
その声を聴くのが一番の喜び
小城鍋島家 Ten
古川 久美子
私がここに落とした点(Ten)がどんな形の波紋に広がっていくのか楽しみ
色々な街づくりに関わるなか、「自分でやったほうが早い!」と思うようになりました。
とは言っても一人きりでやるわけではなく、私は“この指とまれ!”の役割なのですね。
旗を「ハーイ!」と挙げるだけで、その旗に色々な人が集まってきて、協力してもらって、というのが私のやり方。
そうやって最初に「点」を落とすことで、波紋が広がるんです。
『小城鍋島家 Ten』も、まずはここにTenを落としましょうという意図があって、鍋島家のご先祖様の点と繋がろうという意味も込めました。
ここで起こる全てのキッカケは、私がここにTenを落としただけなので。
落としたことによって、人との関わり、地元の人との繋がりが生じて、どんな形の波紋に広がっていくのかを見るのがこれからの楽しみですね。
1965年佐賀市生まれ。商工会議所の中心市街地活性化推進室で、同組織をNPO化した「NPO法人ユマニテさが」の立ち上げに従事。その後小城のソーシャルビジネスコーディネーターとして深川家住宅をコーディネイト。 2015年7月より小城鍋島家・分家の末裔のおばあちゃんが暮らす武家屋敷にて「小城鍋島家 Ten」をオープン。