地域の資源をブランディング。
きちんと稼ぐことが未来へつながる。

『地域商社 伊萬里百貨店』代表

村上 武大さん

まちを愛し、たどり着いた地域商社というカタチ。

画像:地域商社 伊萬里百貨店内

『地域商社 伊萬里百貨店』には、地域資源からうまれたオリジナル商品や伊万里市の名産品が並びます。代表の村上さんは、30歳のときに伊万里市に移住し、まちのたくさんの人々と出会いました。

「移住者の私に親切にしてくれたのがとても嬉しかったですね。このまちの人たちを好きになって、まち自体に興味を持つようになりました」。村上さんは、まちづくりに積極的に関わるようになります。しかし、そこで一時的な盛り上がりや補助金を頼りにしたまちづくりに疑問が湧いてきたと言います。そうしてたどり着いたのが、まちのヒト・モノ・コトを掘り起こし、商品化、販売までを行う『地域商社』でした。

画像:上さんの写真1

歴史を紐解けば見えてくる未来がある。

画像:オリジナル商品

明るい店内に並ぶオリジナル商品。「伊万里の山々に生息しているニホンミツバチ。採れる蜜がとても少なく貴重なんですが、販売先がない状況でした」。それを伊萬里百貨店で買い取って、商品化。埋もれていたものに光があたり新たな特産品がうまれました。

他にも、伊万里湾の海水からつくられる“波浦の塩”を使ったジェラート、鍋島焼の文様を模したマスキングテープなども商品化。商品を通じてまちの魅力を発信します。「先人たちが残してくれた資源をいかし、それを未来へつないでいきたいですね」。歴史を紡ぎ、しっかりと未来を見据える村上さん自身が、このまちの『地域資源』のようです。

画像:村上さんの写真2

PROFILE

村上 武大(Murakami Takehiro)

神奈川県横浜市出身。本業のホームページ制作会社の事業に加えて、2006年の伊万里市移住後にまちづくりに携わるようになる。以来、『伊萬里まちなか一番館』の館長を務めるなど、様々なかたちでまちづくりに関わる。2015年には『地域商社 伊萬里百貨店』を設立。伊万里駅前のビル内に店舗を構え、伊万里のヒト・モノ・コトを掘り起こし、商品化、販売までを一貫して行っている。

地域商社 伊萬里百貨店

〒848-0041
佐賀県伊万里市新天町554 1階(JR側 伊万里駅東ビル)
公式サイト:
https://imari-hyakkaten.jp/
Facebook:
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Instagram:
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Twitter:
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