佐賀県のおへそから未来へ。
農産物で江北町の『ふうど』を伝える。
『ベリーボタン』代表
北原 良太さん
自分のモチベーションは、自分でつくる。
若手農家グループ『ベリーボタン』のリーダー北原さんは、結婚と同時に奥さまの実家がある江北町に移住。同時に、農家へ転職しました。まったくの未経験、ゼロからの就農でした。「もともと、私はインドア派なんですよ。就農して3年目に一生続ける農業へのモチベーションを自分でつくらなきゃ!と動き出しました」。
もともと、人と接するのが好きな北原さん。そこに「こんなにおいしい江北の作物を多くの人に届けたい!」という強い想いも重なり『ベリーボタン』がスタート。若手農家5人、力を合わせてマルシェやイベントを開催し、生産者と消費者の様々な交流を図っています。
このまちの農業がある風景を伝えていきたい。
マルシェは盛況を見せ、町内での認知度も上がっている『ベリーボタン』。そこにはある強い想いがあります。「『こうほくふうど』という言葉を掲げています。『フード』と『風土』という食べ物の魅力と風景、つくる人、空気感を伝えていきたいと思っているんです」と北原さん。
そんな北原さんは、3人の子どもの父親でもあります。「農業が盛んなこのまちには、瞬間、瞬間で本当に美しい風景があるんです。江北の子どもたちが大人になってまちを離れたとしても、江北の食べ物を口にすれば、この風景が蘇る。そんな体験を残していきたいですね」と話す目は、しっかりとまちの未来を見据えていました。
北原 良太(Kitahara Ryota)
長崎県長崎市生まれ。結婚を機に、妻の実家がある江北町へ移り住む。それと同時に、農家へ転職。その後、若手農家グループ『ベリーボタン』を結成。リーダーに就任し、マルシェや農業に関するイベントを企画、開催。まちの農産物を通して、まちの魅力や農業の楽しさを発信し、交流を生み出している。名前の由来は、江北町が佐賀県の中央、おへその位置にあることから。
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LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。