みやき町で、
人と人がつながる場所をつくっていきたい。

『大富牧場 FLYING COW』

大富 藍子さん

大切に育てたものが
ふれあいのきっかけに

大富さん写真1

『大富牧場 FLYING COW』の店主、大富藍子さんはみやき町の出身ですが、牧場の3代目であるご主人と出会うまでは、酪農業に触れる機会はなかったといいます。結婚後、毎日コツコツと酪農の仕事に励む家族の姿を見て、この牛乳を使って何かを世の中に出したいという思いが沸き上がり、2018年1月に『大富牧場 FLYING COW』でプリンの販売を開始。

こだわりの味で瞬く間に大人気となったプリンに加え、現在は直売所で週1回、農業に携わる『農業女子』の農産物の販売も行っています。普段外に出る機会が少ない農業女子たちが、外や地域とつながるきっかけを作りたいと考えた大富さんの声かけから始まり、評判を呼んでいます。

もち麦等の写真

地域と人が結びつく
オープンな場所づくりを

大富さん写真2

2018年には酪農教育ファーム指定牧場のファシリテーター資格を取得し、牧場の仕事や、命の循環について子どもたちに教え始めるなど、精力的に活動を続ける大富さん。今後は、大富牧場の牛乳を使ったヨーグルトづくりや石けん・ハンドソープ・リップなどの製造、三神地区から佐賀全体のプリンを紹介する『プリンMAP』作成も計画。プリンの商品タグの貼りつけ作業を福祉施設や地域のお年寄りに手伝ってもらい、やりがいに繋げる取り組みも始めています。

朗らかでやさしい大富さんの人柄が、そのままぎゅっと詰まったようなプリンをきっかけに、新しいつながりが広がっています。

プリンの写真

PROFILE

大富 藍子(Ohtomi Aiko)

1979年みやき町生まれ。高校卒業後単身上京し、演劇の道を歩む。28歳で帰郷し、『大富牧場』3代目との結婚を機に初めて酪農に触れる。愛情を注いで作った牛乳をより多くの方に楽しんでもらうため、2018年1月に『大富牧場 FLYING COW』で自家製プリン販売をスタート。また、直売所での農業女子の野菜販売や、酪農教育ファームファシリテーターの活動などを通して、農業と地域の人々をつなぐオープンな場所づくりを進めている。

大富牧場 FLYING COW

〒849-0102
佐賀県三養基郡みやき町蓑原708
販売サイト:
https://fril.jp/shop/flyingcow
Facebook:
https://www.facebook.com/ootomi/
Instagram:
https://www.instagram.com/flyingcow_ohtomi/

地域を活かし佐賀をつくる SAGA LOCALIST
LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。