どんな状況でも、私たちらしく。
楽しく前向きに白石町を発信中。
『さくらむすび ~桜結~』代表
林 美保子さん
みんなでつくった『しろフェス』
昨年もローカリストを務めた林美保子さん。ローカリストアカデミーの中で実施した『お試し地域づくり活動』では、『しろフェス』という体験型イベントを開催しました。舞台となった『陽興寺』というお寺は、竹害に悩んでいました。『しろフェス』では、竹を山から切り出し、器や箸を製作。自らつくった器に盛られた新米の炊き立てご飯や豚汁をみんなで頂きました。
本来なら厄介者の竹ですが、視点や切り口を変えて、ポジティブなものに変えてしまうのは『さくらむすび』の真骨頂です。白石の青空の下、子どもから大人まで、みんなが喜ぶ姿に、大きな充実感を得られたと言います。
どんなときも私たちらしく。
林さんがリーダーを務める『さくらむすび』は、定期的にマルシェや白石の魅力を発信する体験型イベントを開催していました。ところが、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、『さくらむすび』が開催予定だったイベントは年内すべて中止、延期に。「こんなときに、何ができるか?どんなことをしたら、私たちらしく楽しく過ごせるか考えました」そこでたどり着いたのが、自治体ではつくれない独自の視点で白石の冊子をつくる!という答えでした。これまでの活動で感じた白石の魅力、つながった人や場所などが掲載予定の冊子の完成が期待されます。
林 美保子(Hayashi Mihoko)
1980年武雄市生まれ。結婚を機に白石町に移り住む。日本語の講師業のかたわら、さくらむすびの代表を務める。さくらむすびは、体験型イベントを開催し、交流の場をつくり、町の魅力を発信する女性団体。本業も、地域づくりの活動も「自分らしく」をモットーにし、自身が楽しみながら社会とつながること、働くことを実践している。
Facebook:
https://www.facebook.com/sakuramusubi/
LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。