唐津は、アウトドアの聖地になれる。自然と生きてきた自分にしかできないこと。
『たいようアウトドア』代表
古川 陽進さん
唐津、北海道、四国、海外で築いたガイドの礎。
唐津を中心にSUPツアーなどを企画、運営する『たいようアウトドア』の古川陽進さん。唐津に生まれ、自然を遊び相手に少年時代を過ごし、18歳で札幌の大学へ進学。卒業後は、アウトドアガイドの資格を取得し、各地でアウトドアガイドを務めます。その後、30歳を過ぎた頃に国内のプロラフティングチームへ。過酷な練習を乗り越えて、約4年間の在籍中には世界大会で優勝するなど、輝かしい成績をおさめます。
「これまで世界中の自然とともに生きてきて、次に選んだ地は生まれ育った唐津でした」
アウトドア文化が根付いていない唐津を切り拓くことにチャンスと素晴らしさを感じ、約20年ぶりの唐津での暮らしがスタートします。
アウトドアブームの先へ、本当に伝えたいこと。
2015年に帰郷し、2016年に『たいようアウトドア』を開業しました。海でのSUPを中心に、川下り、サイクリングなどのアクティビティを提供しています。当初はSUPなどへの認知度低かったものの、地域との関わりを積極的に持ち、今では、隣の福岡県をはじめ、各地から古川さんのツアーに参加する人も増えました。
「せっかく今、アウトドアブームがきているので、そこからもう一歩踏み込んだ自然と共存するとか、環境を守ることとかの大切さを子どもたちに伝えたいですね」と、未来を見据えて話す古川さん。SUPなどの楽しい体験を入口に、本当の意味での「アウトドアの聖地」になる日は、そう遠くはないようです。
古川 陽進(Furukawa Yoshin)
唐津市に生まれ、大学進学を機に北海道へ。卒業後は、四国や北海道でアウトドアガイドを務める。プロのラフティング選手としても世界大会で優勝するなど活躍。2016年には『たいようアウトドア』を唐津で開業。唐津をアウトドアの聖地にするべく、SUPや川下りツアーを企画・運営する他、環境保全や子どもたちへの海遊び、野遊びの楽しさを伝えることにも力を入れている。
公式サイト:
https://sun-outdoor.jp/
Facebook
https://www.facebook.com/taiyo.outdoor
LOCALIST(ローカリスト)は、佐賀県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる方で、若い世代の方々にお願いしています。