
原口 夏葵さん(佐賀県庁職員)
出場回 第1回(2017年度)
チーム名:ぴよっこ(佐賀西高校)
テーマ:♯SAGAカワイイプロジェクト
■企画甲子園に応募したきっかけは?
高校3年生の時、廊下に貼ってあったポスターを見て「面白そう!」と思ったのがきっかけです。同じクラスの友人と3人で「やってみようよ」と盛り上がりました。
当時「企画」というワードは聞いたことがあり、ぼんやりと憧れを持っていましたが、高校生の自分ができるものと思っていなかったのでワクワクしたのを覚えています。
テーマについては、女子高校生がカワイイと感じる佐賀の魅力が実はあるはず!という視点で、「カワイイ」×「伝統工芸品」をテーマに企画を作ることにしました。企画書作りもプレゼンも本当に初めての経験で、放課後にみんなで集まってワイワイ話しながら準備したのも楽しかったですね。
受験勉強と両立できるか不安もありましたが、「やってみたい!」という気持ちが大きかったので、勉強の合間に企画を練り、思い切って応募しました。
■参加して印象に残っていることは?
合宿では、プロのクリエイターやチューター、県庁職員など、普段出会えない人と関わることができて、本当に楽しかったです。自分たちでは思いつかないような視点からのアドバイスももらえて、企画が一気にブラッシュアップされました。
プレゼンの練習も合宿で教わった内容をもとに頑張りました。本番はとても緊張…かと思いきや、知事含め審査員の皆さんがとても良い雰囲気を作ってくれていて、楽しく発表することができました。
コンテスト後の交流会でも、審査員の皆さんとフランクに話すことができて、視野がとても広がりました。実は、その縁が今の仕事にもつながっているんですよ。

■参加してよかったことは?
自分が楽しんで伝えることの大切さを実感し、人前で話すことに自信がつきました。大学での活動、社会人になってからも、大いに役立っています。
進学先の大学も、企画甲子園に出ることで改めて学びたいことが整理でき、明確に選択ができました。企画甲子園をきっかけに、地域を良くするために活動する人たちをサポートしたいという思いが芽生え、佐賀県庁職員を志しました。
大学生の時には、OBとしての経験を活かしてチューターとして高校生のサポートをしました。高校生と一緒に企画をブラッシュアップしていく過程で、自分自身もさらに成長できたと思います。

■これから参加を考えている高校生へ
最近は実業系の高校の参加も多いですが、進学校の高校生にこそぜひチャレンジしてほしいです。勉強に集中する日々の中で、クリエイティブな体験をする機会は貴重です。キャリア教育の一環としても、企画甲子園はとてもおすすめです!