大町町地域おこし協力隊防災担当の公門さんによる、防災講座が行われました。
今回は大町町立大町ひじり学園の武道場で、避難所で使うパーテーションとベッドを、実際に生徒に組み立ててもらいました。まず最初に公門さんたちがお手本を見せて、その後生徒に資材を運んでもらい組み立ててもらいます。
公門さんや先生をはじめ大人たちはなるべく手伝わず、生徒たちで組み立てます。
広い武道場にあっという間にベッドやパーテーションができあがっていきます。
地元ケーブルテレビの取材も来ていてインタビューを受けていました。「中学生がこのようなことをする意義とは?」との質問を受けて公門さんは答えます。
「まずもって災害というものを意識してもらうことに意義があると考えています。指定避難所とは学校の敷地内だったり体育館だったり、普段自分たちが生活や学習をしている場所が、災害時には避難所になるのを知ってもらうことに第一の意義があると考えています。それをふまえて今後、(避難所の)運営のお手伝いが(生徒たちにも)できると感じてもらえたら一番嬉しいです。」