加唐小中学校にて。
加唐小中学校では、校内や他校と交流を行い、実践的コミュニケーション能力の育成を目指すためスピーチタイムを実施しています。先日は「台風のとき」をテーマに生徒が発表し、児童が司会進行をして、発表に対してそのほかの児童生徒が感想を述べます。
台風がきた時の行動から、今後の対策についてを具体的に発表しています。台風接近時には、海岸などの危ない所には行かないようにしたり、非常食を準備したり、避難する場所を確認したり、窓ガラスの補強をしたりと。また、停電した時に何が必要なのか児童に問いかけたり、次に台風がきた時に備えられるようにと呼び掛けていました。
特に驚いたのは、発表する生徒は原稿も見ずにパワーポイントも使いこなしながら発表して、感想を述べる児童生徒たちはメモを見ずに答える事です!その姿は皆堂々としていてとても落ち着いています。これが加唐小中学校では通常のことかもしれませんが、年間を通して、何度も繰り返しスピーチを発表することによって、子どもたちは度胸がついたり、話し方のコツを掴んだりしているのかもしれません。(見えないところでの努力の積み重ねもあるんだと思います^^v)
また、授業の終わりには、児童生徒が自然と感想を述べている場面がよく見られます。スピーチタイムの応用と成果の表れを感じます。今後も島の学校独自の、良き取組のひとつとして注目していきたいです。
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