3月5日に伊万里市で開催された「暮らし観光まち歩き」。
「暮らし観光まち歩き」とは、観光ガイドブックには掲載されてないような、地元に住んでいる人ならではの情報、地元民が愛する人や場所、モノ・コトを伝えるまち歩きイベント山の会議(仮)ふぁ開催のきっかけとなり、これまで嬉野、塩田、小城、有田と取り組みが広がってきました。
今回は、伊万里看護学校の生徒さん20名が参加し、2つのグループに分かれ、まちなかを散策しました。
伊萬里まちなか壱番館では、毎週水曜日に開店するPOPOカフェ店主さんにお話を伺いました。
「目指しているのは地域の子供たちが放課後100円とか200円を持って気軽に立ち寄れる場所。子どもたちの記憶に残る場所になってほしいし、私自身記憶に残る駄菓子屋のおっちゃんになりたい。」と店主さんの子どもに対する思いを聞きました。また、かつて商店に荷物を運ぶための馬を繋いだ石など見ながら、時代の変化に抗って生き残りをかけた酒店の苦労話や有名な芸能人も食した酢の面白話など、次から次へと面白い話を聞くことができました。
市内外から参加してくれた生徒たちも、「これまでの伊万里のイメージが変わった!」「面白かった!」との声。
「暮らし観光まち歩き」を通じて、案内側も参加者も、そして受け入れ側も伊万里のことがもっと好きになったようです。




