佐賀県のほぼ中⼼に位置する「おへその町」江北町。古くから⽶や⼤⾖などの農業が盛んで、町の半分が農地の“食”の町です。
若手農家グループ『ベリーボタン』のリーダー・北原良太さんにおすすめのグルメ・観光スポットを教えていただきました。
ゆうきの里「だいちの家」




江北駅からすぐの場所にある農産直売所。江北町で育てられた野菜やお米、地元の食材を使用したパンやまんじゅう、お味噌などの加工品を販売しています。
町内の方が普段から利用しているほか、土日は町内外から多くの方が新鮮な食材を求めて訪れます。
僕のおすすめは「紫と白のおだんご」。町の方が作って販売していて、中のあんこも手作り。素朴な味にホッとします。
北原農園のお米


無農薬、減農薬で育てたお米はしっかりとした「お米の味」がします。初めて食べた時、それまで食べていたお米とまったく違う味に衝撃を受けました。食べ方は、シンプルに白米で食べるのがおすすめです。普段は「だいちの家」で販売しています。
Dining Kitchen Genie




地元の食材を使った料理が食べられるお店。ボリュームがあり、小鉢も充実しているランチは女性や家族連れに大人気です。イチオシは「佐賀牛ハンバーグ」。どのメニューもおいしいので何度でも通いたくなります。
江口正徳地区の風景


田園が広がる江口正徳地区。雄大な空とどこまでも続いていくような平野。夕暮れ時、風に揺れる黄金色の稲穂。鮮やかな空が映り込む水路など、四季とともに移り変わる美しい風景に出会うことができます。
白木パノラマ孔園

パノラマ孔園のキャンプ場は、子どもも遊びやすく、展望台からは白石平野や有明海を望むことができます。ベリーボタンで企画したキャンプもここで行いました。
みんなの公園


芝生広場やカフェ、ワークショップスペースの入った交流施設からなる公園。広場はイベントにも利用されており、ベリーボタンのマルシェや高校生たちと農産物の販売会をしたこともあります。交流施設内では、町内外の生産者による調味料やお茶、加工品、雑貨などが販売されています。カフェ<37cafe>のランチもおすすめです。
教えてくれた人
北原良太さん
若手農家グループ『ベリーボタン』リーダー
結婚を機に長崎県から妻の実家がある江北町へ移住。未経験から農業を始める。2018年に若手農家グループ『ベリーボタン』を結成。マルシェや収穫体験などさまざまな取り組みを行う。近年は、教育分野に舵を切り、職業体験やアクティビティ、キャンプなど子どもたちに向けた取り組みに力を入れている。
https://www.instagram.com/belly88button
▼北原良太さんインタビュー
・江北町の若手農家グループ『ベリーボタン』リーダー・北原良太さんのインタビュー
・活動の軸が販路の拡大から「教育」に変わった理由
・子どもたちに江北の風土とフードを楽しんでもらう取り組み
・モチベーションは「子どもたちに町のバトンを渡すこと」