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~地域×自分の魅力を伝えられる協力隊になろう~
9月下旬、佐賀市内にて「佐賀の仕事×自分の可能性を知ろう!」をテーマに県内の地域おこし協力隊員向けの研修会が開催されました。
当日は多くの隊員の方々に参加していただき、充実した時間となりました。
さて早速、研修を振り返ってみましょう!!
【アイスブレイク】
今回は「もし100万円の宝くじが当たったらどうする?」という妄想発表アイスブレイクでした。
「エチオピアの学校増築」や「ウガンダに行きコーヒー農家から豆を買い日本で売る」のように次に繋がるものから「旅に行く」というようなワクワクするような想像をする隊員さんも多く、妄想だけど話してるだけでも聞いているだけでも楽しくなり、笑い声溢れるアイスブレイクになりました。
【本間 昭久(ほんま あきひさ)さんの講演】
本間さんは、地域おこし協力隊のOBではないものの、地域に根差した取り組みをされており、そのお話をしていただきました。
32歳の時に佐賀に移住し、山で築70年の古民家暮らしを始め、DIYで鶏舎を作り100羽から養鶏をスタートされました。42歳で新規就農を始め、今となっては佐賀県唯一の自然養法・堆肥熱育雛で育て、その卵でプリンを販売したり、持続可能な循環農業でお米を作られています。また、農業体験イベント等を行い、関係人口を生み出し、人々との繋がりを大事にされているとのことです。
そんな本間さんは、新規就農を始めた当初は、派遣やガソリンスタンドで働き、夜に農業をする生活をされていて、周囲からは反対されていたいたようです。しかし、反対されればされるほど燃えるタイプだったようで、1%でも可能性があるなら諦めない気持ちで続けた結果、2年後に物事が動き始めてきたとのことでした。
本間さんはこのことで地域や農村を振興するには一発逆転の近道はないと感じ、二宮尊徳の「荒野の力をもって荒野を拓く」この言葉を意識しているとのことでした。地道で時間がかかるけれど、住んでいる人たちが自走するには荒地を開墾し、そこで育てた作物で収益を生む。気が遠くなるけれどこれしかない!そう思って行動していたそうです。
隊員のみなさんも3年間という任期の中で、これは意味があることなのか、する価値があるのかと不安に思い悩むことがあるかと思いますが、きっとそれを続けていくことで芽になり先に広がって深まっていくと思えるようなお話でした!コツコツと積み重ねたものはきっと結果になってついてくると思います!!
【ワークショップ】
自身がしたいことを書き出して、地域へのニーズや自身のやりたい度合いで優先順位をつけ、それをまとめるというワークショップを行いました。
したいことをたくさん付箋に書き出している隊員さんが印象的で素敵でした✨
したいことが達成できるよう、応援しています!!
今回の研修が隊員のみなさんにとって有意義なものになっていることを願っています!