大町町地域おこし協力隊の公門さんは防災減災に関わる活動をしています。この日は大町町の下潟公民館で(一社)おもやいが開催する、防災セット更新分配会の準備や当日のお手伝いをしました。
(一社)おもやいは、大町町の2度の豪雨災害時に被災者支援を行なってきた民間のボランティア団体です。おもやい防災メンバーズの会員になった方は、団体がプロデュースした「防災安心セット」が提供されます。食品など期限があるものは、会費500円で交換や追加ができます。今回はそのための集まりです。
会員の方が交換に訪れると、まず聞き取りをします。以前被災した時の状況、被害の大きさ、家族は何人かなどなど、よりよい支援を今後行うために詳しく聞き取りをしてから更新分をお渡しします。これら食品は長期保存用ではなく、あえて通常のものをお渡しします。長期保存できると間が空いて忘れがちなので、更新の機会を多く作って、みなさんの防災意識の維持につなげていきたい想いがあります。公門さんは大町町の2度の豪雨災害の支援を行なってきた経験から、大町町の方とすっかり顔なじみで溶けこんでいます。災害支援を行なうことで大町町の方と確かな絆で結ばれているのを感じました。
【おまけ】
この日は日曜日。午後は佐賀県内の地域おこし協力隊がペリドットに集まり、佐賀の災害の勉強会が有志で行われました。佐賀県で想定される災害や、防災に必要なことなどを学んだり意見交換をしたりしました。