大町町の地域おこし協力隊の平井さんが、子育て支援イベントとして、「スズランテープ遊び」を開催しました。スズランテープとは、とても薄くて広い合成繊維製のテープのこと。「ビニル製の紐」「ポンポンを作る紐」などとよばれたりします。
平井さんが住んでいた地域は「スズランテープ」が一般的だそうです。
遊び場には壁から壁までテープを垂らしたものが用意されていました!「これ用意するの大変だったでしょ?」と聞くと平井さんは「そうですね。結構時間がかかりました」と笑顔でした。
他にもテープをぴんと張っていて、まるで赤外線センサーのようにはりめぐらされた中を、子供たちはくぐったり紐をひっぱってぶんぶんふったり思い思いに遊びます。
スズランテープをたくさんつけた輪っかを振ったりくぐったり。
巻テープを好きなだけほどいて振り回して引っ張ったり、巻テープを転がしてみたり…普段なら大人たちに絶対に怒られるけど、ここでは好きなだけ楽しめます。ひっぱりながら走り回る子どももいました。
今回は、いつもと違うものが置かれています。プレゼント⁈
ふたを開けると今年度の思い出の写真がさっと広がります。
この1年で、累計約150人の親子が平井さんのイベントに遊びにきてくれました。平井さんが感謝の気持ちを伝えたいと、プレゼント型のアルバムを作ったのです。
みんな最初は「⁈」と思いながらふたを開けて広がる写真たちを見ると大人も子供もびっくりしつつも笑顔に。「ここに写ってるね~」「こんな遊びしたね」などついつい見入ってしまいます。
これからも色んなイベントを企画して、少しでも多くの人に会いたいと、平井さんは楽しみながら企画しています。
※佐賀県では、地域おこし協力隊の定住に向けて、令和2年度より協力隊や市町への支援を強化しています。