(※これは蔓延防止等重点措置が適用される前のイベントです)
神埼市地域おこし協力隊の吉富さんが企画する「親子で釜炒り茶体験イベント」が、神埼市の高取山公園で開催されました。
高取山公園のわんぱく館中庭にある茶炒り釜を使って、実際にお茶を作って飲んでみようというイベントです。
吉富さんはイベントの進行や、講師の馬場先生のサポートを行いました。
マキで火をたいて熱した釜で、茶葉を煎ります。
参加したみんなで順番に茶葉を煎ったり、手もみの作業を繰り返します。
釜煎りも2度目・3度目になると、お茶屋さんでおなじみの茶の香りが、もっと強く風味が増したようになり、あたり一面に立ち込めます。
真夏の暑さの中でみなさん汗だくになりながらお茶を作り、お土産用に茶葉を詰めて完成です!
お茶が完成したら、みんなで作ったお茶を飲み、わんぱく館おススメのよもぎだんごを食べながら馬場先生のお話をききました。
昔は茶を煎る釜は集落ごとにあって、自分たちの飲むお茶は自分たちで作られていたこと。茶もみ作業で使ったむしろは、今では作る人がほとんどいないため貴重なものとなっていて1枚1万円もするとか!昔はごく当たり前だった生活習慣が失われつつあることなど、お茶作りを通して教わります。
吉富さんが今後の地域のイベント、高取山公園の案内などをお知らせをして会は無事終了。
吉富さんは「暑かったし準備など色々大変でした~。今後も色んなイベントを企画して、高取山公園は楽しいところだと思ってほしい。皆さんの喜ぶ顔を見るとやってよかったと思います。」と話します。