※ローカリストアカデミーとは?
地域づくりの活動に興味のある参加者(ネクストローカリスト)たちが、佐賀県内で活躍している「ローカリスト」の実践例を知るとともに、一緒に地域づくり活動を「お試し」で体験することができるイベントです。今年(令和3年)で4年目のローカリストアカデミー。今回は9月25日の回をお伝えします。
今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、グループごとに部屋を分けて完全分離で開催、発表時にはZOOMを使いオンラインでつながりました。
「お試し地域づくり活動」をローカリストと参加者で考えるワークショップが行われました。ローカリストの活動をもとに、参加者のアイデアが加わり、実現に向けて形づくるためのワークショップです。
ワークショップのルールは「全員で意見を出し合う」「出た意見を否定しない」「皆で楽しむ」きまりのもと、楽しく魅力的な「お試し地域づくり活動」に向けて、真剣に、でも笑顔で意見を出し合いプランを練り上げました。
笹川さんチームは男子チームと女子チームに分かれて意見を出し合いました。
男子チームからは、ドローンの活動の認知度アップにつなげる方法のひとつとして、鉄道・バスなど既存の公共交通機関をドローンの充電施設として使うことの提案がありました。
女子チームはドローンでできることの具体例をいくつか挙げて、ドローンの活動域を広げていこうという提案がありました。
福山さんチームは「街歩き+SNS」を提案。街歩き(食べ歩き・マップ)などはもっと内容を補い、SNSで発信して色んな人に知ってもらいたいという意見が出ました。いろんな人に知ってもらい、地元の活性化につなげたい意図があります。
石黒さんチームは 佐賀県内の食材をリストアップして、佐賀県産の食材を使った新しいおむすび開発を企画。ワークショップ中に、すでに8つのメニューが考案されました。今後はレシピ開発、試食会、販売するおむすびを決定というスケジュールを予定しています。
江藤さんチームは、基山町民・佐賀県民・他県民になりきる想定のもと、メディア「大字基山」で、どんな記事や情報が求められているかを話し合いました。それぞれの視点で具体的な意見や、斬新な発想が挙げられました。コロナ禍をきっかけに読者ニーズが大きく変わった点は、チーム内でも一致したようです。
吉田さんチームは 「さがごはん」を作ってSNSでシェアしようという提案がありました。
「さがごはん」の定義を決め、佐賀にまつわる食材を利用し、メンバーがそれぞれの「さがごはん」を考案します。「さがごはん」はSNSでも発信し広めます。他にもさがごはんを楽しく発信するしかけも盛り込む予定です。10月から試食会を始めて、11月にはオフィシャルオープンをしたいと意気込んでいます!
今回はZOOMを利用した初めての完全分離の開催!
地域づくりにチャレンジするローカリスト・ネクストローカリストの熱気はオンラインでも十分伝わり、例年と同じ確かな手ごたえを感じました。
ホームページさがじかんには、ローカリスト専用のバナーがあります。気になる情報はこちらでご確認ください。