町の北から南に嘉瀬川が流れる大和町。縄文時代や弥生時代の遺跡も残る歴史の古い町の自然と風土を感じられる観光スポット・グルメをご紹介。
やさい直売所 マッちゃん
大和町から車で15分ほどの三瀬エリアにある直売所。
毎日、朝早くから運ばれてくる自家栽培・自家農園の野菜や米、惣菜を販売しています。
佐賀県産大豆でできた生の豆乳を使った名物「ザル寄せ豆腐」が大人気です。
併設されたレストランでは、豆腐やうどん、おでんなどを食べることができます。動物由来の食品を使っていないメニューも豊富なので、ヴィーガンの方にもおすすめです。
巨石パーク
道の駅 大和のすぐ近く、下田山中の巨石群。山道を登った先にある10m超の17基の石からなる巨石群は壮観。自然が生み出した神秘を感じることができます。
※傾斜が急な場所があるので動きやすい服装・靴で登山してください。
名尾手すき和紙直営店「KAGOYA」
大和町名尾地区で300年以上つづく名尾和紙の工房「名尾手すき和紙」の直営店。工房で漉いた100種類ほどの和紙や、和紙を使った文具や提灯などのプロダクトを展示、販売しています。
また、店内では名尾地区で収集した音を使ったBGMが流れ、紙の原料である「カジノキ」を使ったお香がたかれるなど五感で名尾地区と和紙の魅力を感じることができます。
大和温泉ホテルアマンディ
嘉瀬川のほとりに建つ、地下1300mから湧き出る高濃度の炭酸泉が評判の温泉。内湯や露天風呂のほか、サウナや岩盤浴も楽しめます。ホテル、レストラン、プール(夏限定)もあるので幅広い世代が訪れます。個人的には、平日夕方にサウナのなかで大相撲を見ながらワイワイやっているおじさんたちの「大相撲応援コミュニティ」がツボです。
教えてくれた人
谷口弦さん
名尾手すき和紙7代目
大和町名尾地区で300年以上つづく名尾和紙の工房「名尾手すき和紙」の7代目。従来の伝統を受け継ぎながら、商品開発やアート制作にも精力的に取り組む。
https://naowashi.com
▼谷口弦さんインタビュー
https://www.sagajikan.com/yomimono/3097/
・名尾和紙とは
・時代の流れで変わりつつある和紙の価値
・和紙を五感でとらえる直営店<KAGOYA>での挑戦
・和紙には「概念」になってほしい
・これからも名尾の地で紙をつくりつづける